それは揺らぎようのない事象であり、明らかな事実。
ウォーターポンプからの冷却水漏れであることの。
ただ残念ながら、そこはあまり重要ではありません(十分重要ですね)
重要なのは....。
ウォーターポンプ交換において、避けては通れない二つの試練があるということです。
その一つ目の試練。
それは、スーパーチャージャーを優しく包み込む、そんな保護カバーを取り去る試練。
その保護カバーを取り去ることが出来なければ、ウォーターポンプ交換など夢のまた夢。
取り外し方法は、もう既に何度か経験しているが故に当然熟知していますが、それでも厳しい。
泣きたくなるほどに(号泣クラス)
整備マニュアルには、保護カバー四隅にあるロックを解除し、ただ引っ張るだけ。
そう記してあります。
ただ引っ張るだけであると。
整備マニュアルを読むだけなら、何ら難しいことなどなく、サクッと簡単に取れるイメージです。
しかし、実際は。
試練と言っても過言ではない。
否、もはや修行ですね....ある意味。
....。
そして。
そんな一つ目の試練を乗り越え、ようやくたどり着いた。
ウォーターポンプへと。