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失念。
帰りの電車に揺られるまで。本堂裏手の墓地の奥、山手線の築堤沿いには約二百体の石仏群があることを。そこには、一面観音、千手観音、馬頭観音、地蔵菩薩などが含まれ、石仏研究を目的でも多くの人々が訪れることを。前もってリサーチしたにも関わらず。それが目当てだったのに。一体何が起きている？と、思えるほどに。完全に失念。「人肌観音（金王丸守護仏）」で知られる。東京、渋谷。長泉寺（ちょうせんじ）にて。
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ボルボ S70 点火不良。
エンジンを始動して暫く経つと、エンジンルームからパチパチといった奇怪な音が響いてきます。それに伴い、エンジンのブルブル感が増大。更にこの状態にて、アクセルを空ぶかしすると、明らかなる点火不調の症状が顕著に現れます。どうやらこの奇怪なパチパチ音は、プラグコード劣化により火花がリークして発する音のようですね。このままでは、いずれ火花も飛ばなくなる可能性大なので早急な対処が肝要ではないかと。そう思いながら...
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共感。
観音堂出入口にて、すれ違いざまに。「どうしましょう×２」と呟かれる。もしも、何も知らなければ。「ん？何が？」となるのは必至。ただ悲しいかな。そうはならない。何故なら。高さ約１０メートル。顔は香淳皇后がモデルといわれる。通称、麻布大観音。十一面観世音菩薩の壮大なそのお姿を目の当たりにし、丁度度肝を抜かれたところだから。下手をしたら、逆にこちらが呟いていたセリフかもしれない。と、大きく頷きながら、ファン...
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MB W221 S550 点火不良。
同業者は。「点火プラグ＆コイル一式交換して暫く調子良かったのに何ゆえ？」「今度はクロステストしても変化しないんだよね、まったく」「いずれにしても五番がダメなんだよね」「とにかく頼んだよ～」そう言い残して去る。そして診る。テスターでは、五番ではなく二番シリンダのミスファイア。はて？と思いきや、診るテスターによって誤って表示するパターンをここ最近経験していたので、ここは落ち着いて対処。二番と一番シリンダ...
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VW トゥーラン エンジンチェックランプ点灯。
この車はタイミングチェーンが伸び～る。チェーンが伸び～る。伸び～る。と、しっかり頭に刻み込まれてからの故障診断。症状は、エンジンチェックランプが点灯し、時々エンストしてしまうというもの。早速、テスターにてフォルトメモリーを確認すると、「カムシャフトポジションセンサー信号が許容範囲を超えました」を表示。カムセンサー故障？と、疑う前にエア吸いの有無を調査。どうやらエア吸いではないようですね。やはりカムセ...
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VW トゥーラン エンジンチェックランプ点灯。
フォルトメモリーの「カムポジションセンサー信号が許容範囲を超えました」とは、一体何に対しての？そう考えた時に真っ先に思い浮かぶのはクランク角センサー信号（エンジンスピード）に対してのものであると。ということは、クランクとカムの信号にずれが生じている可能性があるのではないか？それはつまりタイミングチェーンが伸びているのではないか？と推察。実際、正規のカム及びクランク信号規定値と比較すると多少のずれが確...
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マツダ ロードスター エンジン始動不良。
都心でも積雪の可能性がある、そんな予報。身震いするように寒かった遠い過去、寒空の日。その日は、リフトアップしたロードスターのタイヤを交換したり、ベルトの状態をチェックしたりと点検整備に勤しんでいました。そうして、軽やかな身のこなしにてオイル＆フィルターを交換後、エンジンを始動。やがてエンジンOFF、エンジンオイルを適正量に合わせます。・・・・良好ですね。残るはバッテリー、オルターネーター充電量のチェ...
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梅見。
梅の花を見るなら。遠くの名所より。やっぱり近所の梅林。と、そんな思いとは裏腹に。電車の心地よい振動で船を漕ぎつつ。ついつい出掛けてしまう。天気が良いとなおさらのこと。そんな晴天の休日。多くの露店、多くの人々で大いに賑わう。学問の神様、菅原道真公を祀る。東京文京、湯島。神紋「加賀梅鉢紋」が眩く輝く。合格甘酒が美味しい。梅の花が見頃を迎えている、湯島天満宮にて。
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飛梅。
東風（こち）吹かば。にほひをこせよ梅花（うめのはな）主なしとて春を忘るな。（東風が吹いたら（春が来たら）芳しい花を咲かせておくれ梅の木よ。大宰府に行ってしまった主人（私）がもう都にはいないからといって、春の到来を忘れてはならないよ）う～む。延喜元年（９０１年）、藤原時平との政争に敗れた菅原道真は大宰府へと左遷されることになった。屋敷内の庭木のうち、日頃からとりわけ愛でてきた梅の木、桜の木、松の木との...
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趣。
湯島天満宮からの帰り道。「禅は心なり」そんなフレーズに思わず惹かれ、フラフラと立ち寄った趣のある寺院。綺麗に整えられた境内。歴史を感じさせる本堂。ものすごく、やわらかな物腰で接して下さった受付のご婦人。一体ここは？前もって何のリサーチもしていないので逆に新鮮だぞ。そう思いつつ、キョロキョロしながら歩いていると「春日局墓所こちら→」の案内板が。春日局？聞いたことあるぞ、確か家光の乳母だったような。そう...
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台詞。
今日の天気は。曇りのち雨予報。そんな休日は家でゆっくり過ごそう。読書したり。ゲームしたり。風呂掃除したり。風呂掃除に疲れて昼寝をしてみたり。そうして、昼寝も終盤を迎える頃、部屋がやけに明るいことに気付く。窓越しに映る空は青い。日差したっぷりの快晴。「どうしましょう×２」こうしてはいられない。と、何処かで聞いた台詞を呟きながら近所の梅林へと走る。そんな昨日の午後、長閑な休日。
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MB SLK320 イグニッションキー回らない。
「イグニッションキーが回らない時の対処方法」まず、鍵穴に潤滑剤をスプレーし動きを良くする。それでも回らなければキーシリンダーを交換する。整備マニュアルにはそう記して。仰せのままに・・・・と、豪快にスプレーするも微動だにせず。そして次のステップへ。「キーシリンダを取り外し交換するために、キーを１の位置に回して合わせます」整備マニュアルにはそう記して。仰せのままに・・・・ん？１の位置も何も、キーが回らな...
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MB SLK320 イグニッションキー回らない。
こういったものは、きっかけとタイミングさえ合えば思いのほか容易に回ってしまうものだと。そういったものであると。いつ何時キーが回っても良いように下準備をしながら、そう安易に考えていたんです。若干のしたり顔で。しかし、そう甘くはないようですね。ある時は衝撃を加えながら、そしてある時は力勝負にて。手を変え品を変え、あらゆる手法を駆使しても微動だにしない。そんな状況にも心折れることなく、ただただ愚直にキーを...
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一家。
カツオくんにワカメちゃん。マスオさんにサザエさんにタラちゃん。そして、フネに波平。「サザエさんの街」東京世田谷、新桜町。眩しい日差しに目を細めつつ。見頃を迎えている河津桜を楽しむ。春の穏やかな陽気が心地よい。桜神宮境内にて。
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流麗。
しなやかで力強い。その見事な筆さばきに魅了され、もはや目を背けることなど出来るはずもなく。ただただ。書き辛いだろうなぁ～と思えるほどの距離感で、じっと見守るだけ。う、うっ。うまい！と、うら若き巫女さんが描く流麗な文字に釘付けになりながら思わず叫ぶ。心の声を。そうして出来上がった御朱印と境内の桜をしばらく眺めたのち、この素晴らしき社を。つるりとした波平にサヨナラを告げ、桜新町を後に。
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MB SLK230 イグニッションキー回らない。
今回はキーのシリンダ（鍵穴）というよりは、ステアリングロック機構に引っ掛かりや固着などの不具合因子が原因でキーが微動だにしなかった模様であると、そう考えながらキーシリンダのステアリングロック機構側を慎重かつ丁寧に削り壊しにかかりました。そうするうちに何か細かなパーツが勢いよく飛び出し、その拍子でロック解除。ようやく念願である１の位置へとキーが回り、キーシリンダ＆キースイッチ、そしてステアリングロック...
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MB W210 E320 ヒューズ切れる。
そのヒューズが切れると、マルチファンクションが使用出来なくなるばかりかホーンも鳴らなくなってしまいます。さらに、エアバックの一部にも関連してるようですね。そしてそのヒューズが切れる頻度、タイミングには大きなバラツキがあり長距離、長時間走行しても切れない時は切れない。逆に切れる時はあっという間に潔く切れてしまうといった気まぐれ屋さん。ヒューズ切れのタイミングはもはや・・・・「神のみぞ知る」と言ったとこ...
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MB W210 E320 ヒューズ切れる。
ロングドライブから帰り、切れていないヒューズをじ～と見つめながら思う。確かに正確さは欠く。しかしながら、大雑把な切り分けが出来たのではないでしょうか？それ即ち、ホーンパッドの不良である・・・・と。ただ症状の頻度が何せ気まぐれなので、これが正解かどうかは正直微妙なところではありますが、「ここは強気に攻めるべし！」と自分自身を鼓舞するが如く、ホーンパッド交換への道を突き進む決意を固めます。何があろうとも...
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MB W211 E320 CDI 燃料漏れ。
頬を伝って止めどなく流れ落ちる涙は無理に止める必要はありませんが、エンジンを伝って止めどなく流れ落ちる燃料は何が何でも止めなければなりません。燃料フィルターより止めどなく滴り落ちるその様を眺めながら、そう思わずにいられない。そんな、眠気が覚めきらない気だるい昼下がり。さておき、燃料漏れを起こしている輩を何とかすべく、頭で考えるより（本当は眠気で何も考えられず）先に、手を動かします。野生の勘をフルに働...
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五色。
目黒でもなく。目白でもない。目黄、目赤のどちらかと思いきやそうではない。・・・・。桜新町からの帰り、三軒茶屋駅で途中下車して颯爽と歩きながら向かいます。通称「目青不動」こと、最勝寺教学院へと。ここは、江戸時代より五色不動（五眼不動）の一つに数えられ、東西南北の五方角と色（五色）を合わせたもので将軍家光の時代に成立したと言い伝えられている。さらに、天上界と地上界の間にたなびく青い雲の色に基づく不動尊で...
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